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2008年10月

2008.10.29

ふたりのこと。

昨日はかほりさんとふたり、ちょっとした買い物に出かけた。
その間マサルさんは部屋でDVD観てるって。久しぶりの奇麗な夕焼け、一緒に見れなくて残念だったけど。

車中、かほりさんに訊いてみた。
「マサルさんと別れようって思ったことある?」

「そんなん、なんべんもあるわー。」ってかほりさん。

「それって、どんな時?私も知っとる頃かなぁ?」

詳しく聞くと、ここで書いたら二人に怒られそうな(笑)エピソードも出てきた。月の庭スタッフ当時、聞いたことある話だったけどね。

別れなかった理由を聞いたら、うんうん、納得。
マサルさんは、どんなにかほりさんが怒っている時も、二人共が納得いくまで、朝までだって話し合いをしてくれたって。

それって、すごくシンプルなことだけど、きっと一番大切なこと。
いろんなカップルや夫婦の話を聞くけれど、そんなシンプルな時間が、仕事や生活に追われて、後回しにされ易いのかな。

206号室に戻って、夜かほりさんが先に帰った後、マサルさんにも同じことを聞いてみた。

「かほりさんが、そんな風に言ってたよ。」って。

マサルさんは「俺が話するの大好きやからなぁ。」とかいいながら、ものすごいかほりさんのことを絶賛しだした。

それからしばらくは愛妻への感謝の言葉と絶賛の嵐(笑)

ここまで奥さんのこと褒めまくる人、初めて見た(笑)
でも、とても羨ましかった。

大好きな人を褒めること、出会えたことに素直に感謝して、今こうしていられることの幸せを語ること。
そんなのつい恥ずかしがってしまいそうだけど、恥ずかしがる理由なんて、ほんとはどこにも無いもんね。

だからかほりさんへの絶賛の後の、私への感謝の言葉がたった一言だったことは、今回は許してあげる。なんて、これはお互い様だもんね。というか、こちらこそありがとうの日々だよ、マサルさん。

2008.10.28

マサル部屋日誌?

昨日今日と、マサルさんやかほりさんと、いろいろ良い話をたくさんしたんだけど、ちょっと私の体調が不安定なので、詳しくはまた今度〜〜!

四人のお医者や治療者の人に「動いてない」と断言されてた腸がやっと動いて来たのが解って浮かれてたら、今度は子供の頃から時々ある気管支炎がまたやってきた。その上なかなか全快しない。うううう…(><)
こうやって一個ずつ、後回しにしてたことがやってくるのね…

マサル部屋で一緒に養生してるんだけど、なぜかマサルさんの足湯をした後、私の喉は一番調子よい(笑)

2008.10.26

素敵なライブと幸せな一口。

今日はアキラさんが来てくれて、素敵なライブを見せてくれました。

昨日がんばりすぎたのか(汗)マサルさんも私も昼間からすごく眠たかったんだけど、おもむろに始まった綺麗なカリンバの演奏に、すっかり引き込まれました。

初めて見る「HANG」という楽器の演奏がまた素晴らしく、鳥肌立てて聴いてました。はぁ〜、また聴きたいなぁ。

写真1)演奏中のアキラさん。聞き惚れるマサルさん。
写真2.3)主治医へのちょっと遅れの岡田夫婦からの誕生日プレゼントが届いたそうで、よほど嬉しかったのか、病室へ差し入れを頂きました。
なんと!ひさしぶりの佐賀のほいあん堂さんのお菓子です!やさしくあったかいともちゃんの手作りお菓子、主治医から一口だけ許可が降りたので、ほんとに久しぶりの幸せな一口です。
次回検査の結果により、また少しずつ食べられるようになるそう。うんうん。少しずつ少しずつ、ちゃんと良くなってるんだね(嬉)


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2008.10.25

あっるっこ〜♪あっるっこぉ〜〜〜〜♪

今日は朝から気持ちよく目覚め、足踏み、枇杷の葉こんにゃく湿布を、昼過ぎには念入りにマッサージをしながらの足湯。
足湯は今までで一番気持ちいい!と、お褒めの言葉をいただきました(^^)わーい♪なんだか最近民間療法にハマってきた私、いったい何になりたいのだろう(笑)
二人で(笑)ゆっくりお昼寝してから、夕方かほりさんもやって来て枇杷の葉温灸に加えて里芋パスタ(痛み止め湿布)も貼ってもらって、今日のマサル道場は盛りだくさんでした。

昨日から薬(点滴)の量を少し減らしてもらっているので、以前より痛みは感じやすい様ですが、耐えられない程では無いようで、痛みを含めたいろんな体の声をしっかり聞いて、はっきりとした意識で回復へのイメージを高めています。

そんな盛りだくさんの今日のメニューをこなしたマサルさんは、揉み返しなのか、好転反応なのか、軽い疲れと痛みでぐったり…

あっためたり擦ったり、足つぼで痛みを分散しようとしたり(強行?)手のひらマッサージで意識を気持ちいい方へ持って行こうとしたり…
なかなか思うように体から痛みが抜けないようで、うーーーん。どうするか…

部屋中を見渡して………あっ!!!!
私)…トトロ、見る?
マ)お前、ここまで来てトトロか!
……ま、ええか。見てみるか。

おとなしくお見舞いでもらったトトロのDVDを観始めたマサルさん。
さっきまでうんうんうなっていたのに、今は画面に釘付けでくすくす笑って観ています。

私)…(効いてるじゃん…笑)

本日からマサル道場に、トトロ療法が加わりました(笑)
あっるっこ〜♪あっるっこぉ〜〜〜〜〜〜♪わたしはっげぇんきぃい〜〜♪

と、そんなマサルさんを笑いながら、プレイヤーから聞こえてくるメィの声に萌えまくりの私です(汗)

2008.10.24

雨降り。

昨日からの久しぶりの長雨、毎日楽しみにしている奇麗な夕焼けは見れないけど、厚い雲に覆われても太陽は、いつでもそこにあることを忘れないように。
晴れの日が必ずまた来ることは、誰もが知ってることだから。

マサルさんは、今の自分と昨日からの天気を重ね合わせながらそんなことを言っていた。

私は曇りの日も嫌いじゃない。夕焼けは見れなくて寂しいけど。
雨は昔は苦手だったけど、今は雨の音の中で眠るのが好き。

みんなちゃんと意味があって、必要だからそこにあって。
出会うタイミングも、始めるその時も、立ち止まることも、間違いなんて一つもない。

なんて、ゆっくり過ごした今日みたいな雨の日は、いい感じにしんみりしたりします。

写真)枇杷の葉温灸中の氏。百会のつぼの効能は不眠、頭痛、痔、自律神経失調症、全身の調整、など。

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2008.10.23

新しい住人。

今日からのマサル道場は、かほりさんの愛情たっぷりのプランニングをベースに、本格始動です!

さて、それに伴って病室にやって来た新しい206号室の住人をご紹介します。
我が家からやって来た大型ビーズソファ、名付けて「もぐっこ」(ふじっこ私物)

足湯中や、昼間起きて過ごすのが少しでも楽になる様に、今日ふじっこ宅からお引越。
幅60センチ、高さは1メートル以上あるクッションを、誰にもバレずにナースステーションを通り過ぎ、206号室まで運び込みました。うしし。
どうやっても病室でバレるけどね(笑)

で、ひと一人分の存在感の彼(彼女か?)がいなくなった我が家はなんだか寂しくなりました(><)

写真1)もぐっこにもたれてコンニャク湿布をしたマサルさんの名残汗。頭と肩の形くっきり。わかりますか?
写真2)愛情たっぷりプランニングシート。「軽い舞踏」の時間がある…


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2008.10.22

久しぶりっ!

マサルさん、今日は久しぶりに外出しました(^^)

朝からイベント用のパンを焼いて、昼過ぎに病院に着くと、テーブルに外出届けが!わーい!今日はお出かけなんだね〜〜♪
よく見ると行き先欄には「タワーレコード」の文字が…よほど好きなのね(笑)

外出用に一時点滴を外してもらい、一時間分の点滴を注入され、いざ出陣!!
…と、強い薬の影響でなんだかおとなしい…、さっきまでのタワレコモードでは無くなっています。
車中でもなんだかぼんやりしていて、結局自宅に行く事に。
まー、タワレコよりも普通っちゃ普通の一時外出先です(笑)

亀山に着くと、まずは銀杏さんにごあいさつ。
また来たよ、久しぶりだねぇ。今こそあんたの力が必要だよ。よろしく頼むよ、銀杏さん。
岡田家に戻ると、一時帰宅を知らない家族や月の庭スタッフ、犬のテーラやクロスケまでが大喜びです♪やっぱり家は落ち着くね〜(^^)って、私の家じゃないけど(笑)

ひとしきり庭や店内を歩き、自宅の階段までのぼり、久しぶりに歩いて程よい疲れで帰って来ました。
薬で痛みを止める代わりに、他の感覚も鈍ってしまってついつい不安になってしまうけど、土を踏みしめた感覚はちゃんと身体に伝わっているから、今日感じた嬉しい気持ちと、いつもより痛みを感じながらがんばった分は、ちゃんと明日の力になることでしょう(^^)

写真1)久しぶりの月の庭カウンターで。やっぱ似合うね!
写真2、3)かほりさんとまさるさんといちょうさん。


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2008.10.21

甘え下手。

昨日はマサル部屋泊だったので(ほんとに愛人みたいだ…笑)今日はかほりさんと交代で早くに帰って来ました。

昨日寝る前に飲んだ強烈な下剤と、それ以前に飲んでいた大量の下剤、それに民間療法と私のイメージング(笑)が効いたのか、効きすぎたのか、無事お通じはありました。とりあえず一安心です。またご飯食べれる様になる日が待ち遠しいです。

でも強烈な下剤を空腹の中飲んだからか、朝方から効き出すはずの効果が昨夜のうちから始まりました。
私もその度一緒に起きるのですが、この晩から朝までで10回近くトイレに入ったでしょうか。
それまでも、うんうん唸りながら眠れていない様子のマサルさん…
お通じはあったものの、はぁ…これはしんどいわぁ…
私も自律神経の乱れが今よりもっとひどかった頃、時々ひどい腹痛で一睡も出来なかったことを思い出しました…

お腹の痛みと下腹部の痛み、お尻から足にかけての痛みと睡眠不足。
その上午前中はいろんな処置が加わって、最近は誰かが泊まり込みをする事も多くなったけど、それまで一人でこんな状態にいたのかぁ…と、そんなマサルさんの強さに感心するやら切ないやら。
お昼頃からのんびり病院に通っていた時には、全く知る事のなかった現実でした。
ほんと、すごい経験をさせてもらってるなぁ。と、今更ながらに思います。

しんどいのはマサルさん自身で、もちろん乗り越えるのもマサルさん自身で。
どうやっても代わってあげる事はできないけど、それに一緒にいることしかできないけど、私も自分の身体の声や心の声をもっとじっくり訊いて、ゆっくりでも確実に、乗り越えて行きたい。

そんなことを感じた今日の朝。
私は寝不足でしんどい顔を見せまくりで、マサルさんはもっともっとしんどいのに私のこと気遣ってくれたりして、そんな優しさが嬉しいけどちょっと切ないよ。もっと甘えてもいいのに。

なんて、甘えるのが苦手な私に言われたく無いって、マサルさんは言うかな。

写真)まちこさんが送ってくれた「ふじっこ日記」を読んでいるマサルさん。褒めてくれました(^^)わーい。うれしいなぁ。こんなんでいいのなら、いくらでも書くさぁ!

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2008.10.20

こんにゃく湿布

今日も夕日がきれいでした。

昨日から前向きに伝統民間療法にとりくみ出したマサルさん。
今日は枇杷の葉湿布とこんにゃく湿布をしました。(というか、今しています。)

お通じがまだ無くて、出来れば今夜には出したいと、今日は念入りにおなかをあっためています。

こんにゃく湿布を当てながら、今日の検査結果の大腸の様子を思い浮かべます…

私、昌さんに手をかざし)
…大腸のイメージ………大腸と直腸の間あたりの500円大のう○ちのイメージ…すこぉしずつ、すこーしずつ…くだけて、やわらかぁくなって…………来た…来た!…来た!!!!…………………おぉ…もうすぐ…出る…出る!…出るぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!

マサルさん)
それ、お前のが先出るやろ!!!

…あ、やっぱり?(笑)


でもでも、やっぱりイメージすることが大切よheartさぁ、皆さんご一緒に!
(あぁ…また嫁への道が遠のいた気がする…涙)

…写真くらいは奇麗なの載せときます(><)
写真1)今日の夕日
写真2)ベッドで踊るマサルさん
写真3)ここから出してくれぇ!!!


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2008.10.19

「岡田マサル道場」

主治医の適切な処置と、マサルさん本人の気力、たくさんの人たちの暖かい祈りのおかげで、体調不良のピークは越しました。
日々変化して行く自分の体への対応と相変わらずの便秘で、今はまた絶食中で疲れやすい状態ではありますが、今のマサルさんはここ最近の中で一番と言っていいほどに良い意識状態です。

昨日から泊まり込んでいた私ですが、朝の弱い状態の続く私にとっては厳しいところも多少ありながらも、早くに始まる病院の朝の、久しぶりの空気の清らかさと、夕日とはまた違う生まれたての日の光の眩しさとは、清々しい気持ちになることができて、また一つ、うれしい感覚でもあります。

今日の朝とまるでリンクするように、意識のはっきりした状態で、日に日に変化する自分の体に向き合う気持ちが、ぐっと高まったマサルさん。
今の病院で実際行われていることは、治療と言うよりは緩和で、その上で何が出来るかは本人次第ということ。
厳しい現実を目の当たりにしながら、崖っぷちに新しい自分の道を造ろうとするこの男は、毎日奇跡を起こし、奇跡の毎日を作り上げて行く。これぞ、大王たる所以なんだな。

癌という病気と判ってから、いろんな民間療法や東洋医学に触れてきたマサルさん。
その中で選んだのは「舞踏療法」(笑)でもこれはきっと確実に成果を挙げていて、ここまで来れた。
今、原点回帰して、遠い昔から受け伝えられてきた方法で、積極的に自分の体に向き合うと決めました。

「生きるぞ、おい、協力頼むわ!」
待ってたよ!その言葉!
さぁ、今日から「マサル道場」が始まります。
気合い入れて行きまっせ〜!

2008.10.18

楽しかったって。

今日はお昼だけちょっと覗いて、私用で名古屋まで出かけていました。
お昼はちょうど、昨日月の庭でライブをしたあがた森魚さんご一行がいらしていて、のんびりとじっくりと、お話していました。

さっき名古屋から病院に帰って(?)病室に入ったらマサルさんはすやすや……
と思っていたら、ふと目を覚ましたマサルさん。

ただいまのあいさつと「今日は楽しかった?」って訊いてみた。
「楽しかった」ってマサルさん。
私もね、すごく楽しかったよ。
一番にマサルさんに話したかったんだ。

おやすみ。
明日もいい日になりますように。

写真)あがたさんとまさるさん。そっくり(笑)


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2008.10.17

矢野絢子さんが、マサルさんの曲を送ってくれました。

月と銀杏の日     矢野絢子

あんたに初めて会ったのは
寒い冬の真夜中だった
歌舞伎お化けの格好して
あたしたちを驚かせた

初対面なのにゲラゲラ笑って
そのまま何時間でも話したね
金魚の踊りなんか習って
ムキになって競ったりして

踊りながら戦っている
戦いながら踊ってる
あんたは命の炎を
ぜんぶ最初に開いてみせた

古い屋敷の温もりに
散りばめられた花びらが
ようこそ 出会えたねって
嬉しそうに震えてた

静かで美しい木の町
流れる国道一号線
黄色いその一本道が
金色に光る道に見える

あんたはそこの大王様
見えない冠かぶってさ
人の話を聞いてないようで
何一つ忘れない

素敵な月のお庭に立って
いつも両手を広げてる
嫌いな人なんかいないって
そんなの嘘だって思ってた

だけどあんたは平気な顔で
何百キロの距離を超えて
ようこそ げんきかいって
あたしに握手を差し出した

痛いくらいの寒空に
今夜もこらえてはりついてる
白い月と銀杏さん
登っては叱られたあんたの木

明日死んじゃうかもしれないのは
みんな同じわかってるけど
あんたのいないその庭を
あたしは想像できないんだよ

あんたの一番そばにいる
月の彼女の静かな強い声に
あたしのほうが泣きそうで
慰められているようで

いつの間にかこんなにた沢山
あんたの命と愛の光が
ようこそ ありがとうって
胸に溢れていたんだね

今夜もひとつ歳を重ねた
月のお庭の明かりが灯る
星の数ほどの精一杯が
優しく揺れる笑い声

人を生かしてくれるのも
人を殺してしまうのも
同じものかもしれないね
それでも必死で生きてゆく

葉っぱが色づくその前の
月と銀杏の日が来たら
私は歌うあんたに向かって
参ったかって歌うんだ

あんたが見せてくれたものは
見せ掛けだけの理想郷なんかじゃなくて
抱えた痛みと引き換えに
紡いだ愛の形だった

ようこそ 出会えたね
ようこそ 元気だよ
ようこそ ありがとう
月と銀杏の大王よ


この曲を聴きながら、今日は一緒に泣きました。
私は涙は見せなかったけど、昌さんはずっと泣いていた。目をまっ赤にして。

矢野絢子さんが、今年も月の庭にやってきます。
11月3日(文化の日)
今年で四回目のコンサートです。

この曲のお披露目もあります。
昌さんも、きっと駆けつけると思います。
皆さん、大王と月の庭に集いましょう。

2008.10.16

衝撃画像公開!

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輸血中、眠る氏。
お見舞いに来られた方なら誰もが知る、今まで(恐くて)撮れなかった表情を激写!(注:本人からの掲載許可はもらっています)

画像)サディスティックミカバンドを聞きながら、突然踊り出した昨日の夜。カメラが動いているのに気付くと、すぐカメラ目線に(笑)

マサルコミュにもあるように、マサルさんは今集中的に治療が必要な時期です。
と言っても、先の日記の通り、治療中にもうすでに明るい表情と力強い発声で会話ができる状態でもあります。
久々に感じるすっきりとした体調の中、体力を取り戻すために、もう少し、安静が大事だそうです。

マサルさんの今の状態を、私なりにご報告しておきます。
ここ数日止まらなかった咳と痰は、肺に水が溜まっていた為に起っていたそうです。
一週間で3キロの体重増加は便秘の為だけでなく、ここに理由がありました。
かなり高い山を登っているのと同じ様な酸素の薄い状態でマサルさんは過ごしていたようなものだそうです。
でも強い痛み止めの薬が入っているので、それを自覚できずにいました。
私から見たら、夢うつつの状態や、白昼夢を見ているような状態も多く、昼夜問わず突然眠り出し、ひどいイビキと軽い無呼吸が気になっていましたが、マサルさん自身は特に辛さは訴えていませんでした。
でも眠りも浅そうで、イライラすることも多かったです。

肺から水を抜く為に、今は利尿剤と点滴を使っています。
あと便秘もまだ解消されないので、そのお薬と、酸素吸入。
酸素吸入して寝た昨日の夜は、ほとんどイビキも無く、マサルさん自身も、自分の身体が苦しかったことを自覚できるようになりました。
今は吸入器をはめてずいぶん楽そうにすごしています。
眠くなる時間はもちろん多めではあるのですが、起きている間はずっと長くなり、意識もはっきりしています。
足取りもしっかりしているので、ここ数日のひょこひょことした歩き方は、高山にいる時の動作に近いのかも。と、勝手に推測しています。ただ痛み止め等の薬は今もしっかり効いているので、ふっと力が抜ける時があって、油断は禁物ですが。
そして今日は昼からゆっくり時間をかけて輸血をしました。輸血しているときは、身体がぽかぽかするんだって!私は輸血されたことが無いので、初めて知りました。
肺から上手く酸素が行かなかった分を、今新しい血液を入れて、補給しているということですね。
順調に尿も出て、調子も良さそうなので、明日の肺の検査の結果で、また治療が変わるんだと思います。
でも今は集中的に治療が必要な時期なので、免疫も落ちていて、無理は禁物だそうです。
私も風邪ひいたら病室出入り禁止だよ〜〜〜〜。気を付けないと。

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泣き虫マサルさん。

朝から日記更新、ご苦労様。(自分を慰労してみた、ちなみに寝不足…笑)

昨日からの酸素吸入といつもと違う点滴が効いてか、昨日の夜はマサルさん、ぐっすり眠れたようです。
表情も、話す言葉も、トイレに行くときの足取りも、昨日までとは全然違います。

奇跡のステージを終えた後、色んな波があって、痛みもひどくなって、強い薬も増えてしまって、急にテンションが上がったかと思えば、ひどく落ち込み、夢と現実の間を行き来しながら、昼夜関係なく眠る日々でした。

私は毎日そばにいながら、痛みを抑えることと、精神を保つことと、そのバランスがどうなっていくのか、実は心配でもあって、でも何よりマサルさん本人が、何を望んでいるのかが知りたくてしかたありませんでした。

マサルさんは、とても繊細で優しい人で、そしてびっくりするくらい、その瞬間のあらゆる状況を受け入れる力の強い人です。

私が心配してしまっているのをおそらく知りながらも、そんな不安定な状態も嫌じゃない。と言い切ったマサルさんを、ただ信じるしかありませんでした。

でも今朝目が覚めたマサルさんは、いろんな薬や、処方の力を借りながらも、すっきりとした顔で、本当に久しぶりによく眠れたことに感動し、お気に入りの朝ご飯、黒糖シュガーフランスと牛乳を、「これが最高なんや、ぐっすり眠れた後の、美味しい朝ご飯」と、涙しながら震えた声で言ってくれました。

私は泣き虫マサルさんが大好きです。
そうでなくてももちろん大好きだけど、特に。

泣き虫マサルは、「死」と仲良しなんだって。
でもそれって、「生」を実感しているってことだよね。

おはよう。マサルさん。
またいっぱい、話をしよう。

2008.10.15

ロールケーキバトル!!!!

今日はマサル部屋からの更新です(^^)iBook万歳!!!

昨日からのマサルさんの絶食は、今日の夕方には解けました(^^)わーい!!やっぱり一緒にご飯食べれるのうれしいよ〜〜!

そんな今日の夕ご飯後、昨日ガーコちゃんがお見舞いにと持ってきてくれたロールケーキ、かほりさんはちゃーーんと私の分を取り置いてくれてました!さーすがーー heart
マサルさんのじゃ無いですよ。だって今日も絶食だと思ってたから。

でもでもやっぱり優しいふじっこちゃん。大好物のロールケーキも半分こを提案。でも代わりに岬ちゃんの差し入れの高千穂コーヒー牛乳も半分こが条件です。でもこれはちょっとだけマサルさんのが多めheart私の愛です(でもなかなか伝わらない…笑)

一個のお皿から仲良く半分こ〜〜〜♪
…と、一見平和なデザートタイム。一緒にいた祐子ちゃんとかほりさんと、マサルさんへの伝わらぬ愛に付いて談笑しているスキに…

わーーーーーー!!!!!!!!
無い!無い!!!無いぃぃぃぃぃぃ!!!!

ロールケーキの真ん中の、魂とも言えるあの部分!クリームたっぷりエリアが空洞に〜〜〜〜〜!!!!!

あうーーーーーー(><)なんて、なんてことを、あんたは!!(怒)
本気で泣きそうになりながら怒る私。笑うギャラリー二人。

そんなことをしでかしてくれた当の本人マサル(あえて呼び捨てにさせていただきます)と言えば。

マ)はーーー?!そんなもん(クリーム部分)無かったわ!
私)はーーーーーー?!?!クリームの無いロールケーキなんてありえやんやろ!!!(本気の怒り)
マ)ぜーーーったい食べてない!そんなん疑うんならええわ!おまえ残り全部食べたらええやないか!
私)はぁ〜?!絶対クリームあったもんね!なぁ?かほりさん?
(うなずくかほり)

…結局私の残して「あげた」半分を平らげ、その上まだしらを切るマサル(いいや、もう今日は呼び捨てで行こう)

私)薬効いてしょっちゅうトリップするのをええように使ってるだけやん!!!
マ)ほんまに食べてないもーーん(うす笑)

…ちょっとほんとに涙でちゃったし…ええ、ええ、大人げなくってすみませんです。はい。


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今日の最初の一口は、祐子ちゃんのお土産、たいやきです〜♪
(肺の水が抜けるまで、数日だけ酸素吸引しております)


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今日の晩ご飯はスナッキーから届いた新米です(^^)美味しいね〜♪食べれて良かったね〜♪

2008.10.14

一口だけご飯。愛情はてんこもり。

今日は一日雨模様。たまの雨もいいけど、いつもの夕焼けが見れないのは、ちょっと寂しい。

今日のお天気に合わせる様に、今日のマサルさんは、ちょっとしんどそう。
数日前から咳とか出て少ししんどそうだったんだけど、今日はお通じも無くて、検査の結果、身体が水分を上手く出せていないようで、今日からしばらくご飯中止だって…

でも夕ご飯、私とかおりさんと主治医(勤務時間外)だけで食べてたら、主治医から一口ずつだけ食べるのを許されました。
あと数日だけ我慢したら、また食べられるようになるみたいです。
その間、私も一緒に甘いもの断ちでもしようかしら…(多分無理だろうなぁ…)

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お見舞いに来てくれていた岬ちゃんと足湯しました(^^)これでちょっと低めだった体温も上がって一安心☆


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今日は、一口だけ。ね。

2008.10.13

静かな連休。

この三連休は、お見舞いのお客さんもゆっくり目で、比較的静かに過ごしました。
私にはちょうど良かったけど、マサルさんにはちょっと物足りなかったかなぁ(笑)

今日は私は夕方出勤。昼過ぎに電話したら今日はよく寝ているらしいマサルさん。
私が到着してからも、やっぱり寝てました(笑)…もう私ごときの登場では起きてはくれないのね…(泣)

それでもご飯も食べて、生姜湿布もして、インターネットまでしちゃった今日は、なかなか盛りだくさんでしょう。

で、さっき三日間留守にしていた主治医の先生が夜の病室を覗いたら、朝用に用意してあった黒糖フランスを「ソファー」でもりもり食べていたと書き込みがありました。
…日中あんだけ寝てれば夜は目が覚めるわな…
にしても、ソファーって、一人の時転けたりしないでね〜〜〜〜(><)
そんでもって明日の朝ごパンどうすんのーーーー!?!?あう(泣)

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今日の夕焼け。毎日違う表情で、写真撮っちゃう☆
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大道芸人サイトのランキングを見る岡田夫妻。(現在なんと6位!と、その前に歌舞伎昌三は大道芸人だったのか???)

2008.10.12

ついに!!!

本日マサルルームにインターネット環境が整いました〜☆
わーーい!パチパチパチ ☆

マサルさんの東京時代のご友人から譲り受けたibookG4です(^^)
あー、macユーザーには助かります〜(って、もう私専用の勢いですが、そんなことはありませんことよ)

これでマサルさんもずっと見たかった歌舞伎昌三コミュも、オフィシャルサイトも見る事ができます(^^)良かったね〜。
皆さん、これからもどしどし書き込み下さいね!
マサルさんと病室で皆さんのコメントを楽しみに待ってますー!

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早速インターネットを楽しむマサルさん。I先生、ほんとにありがとうございましたm(_ _)m


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今日の夕焼け。こんなの毎日見れるだけでも病室行く甲斐あるわー。

2008.10.11

岡田家。

昨日はじゅん子さんが泊まり込んでくれたおかげで、今日はほぼ一日体調も安定してました。良かった〜(^^)
それもすごい食欲(笑)滋賀のCLUB HARIEのバウムクーヘンは、自らドクターストップかけてました(笑)もらってうれしいお土産ベスト3に入るよな〜(私の…)

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じゅん子さんにマッサージしてもらいました。そのうちに気持ち良さそうな寝息が…


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今日の素晴らしい夕焼け。そしたら…


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なんと点滴引きずってベランダまで出てしまいました(^^)…ちなみに下半身はふんどし一丁で(笑)


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そして今日の家族写真。岡田家(笑)実は昨日結婚記念日だった岡田夫妻。今日は多忙な息子ミッキー(高2)も一緒にマサル部屋にお泊まりです(^^)マサルさんうれしそう♪
なので今日は早めにおいとまして来た養女ふじっこです(笑)

My bread is a piece of peace

ずっと病室にいて、毎日毎日感動する事があります。

それは、元気な時だったら当たり前に過ぎて行っていた、ほんの些細なことなんだけど。

例えば、秋の風の気持ちよさだったり、綺麗な夕焼けに感動できたり、ご飯を美味しく食べれたり、皆で笑ったりする事。

いろんなことが当たり前になって、慣れて行って、感動や感謝を忘れていた事に気付きます。

いろんな本に書かれてきた、こんな些細な幸せを、改めて実感できる今の時間がとてもとても大切に思えて、忘れない様に、こうして書き留めておこうと思いました。

昨日の事。

マサルさんは、痛みを和らげる薬のお陰で、体力も少しずつ付いて来たようで、ご飯も大分食べられる様になりました。
反面、夢か現実か、解らなくなることもあるようで、時々は、そんな自分に不安になったり、イライラしたりしてしまうようです。

そんな時は食べ物へのこだわりも特に強いようで、冗談まじりに些細な事に文句をつけてみたり、かと思えばおどけてみたり。
昨日の昼食時、そんな風であまり食が進まないので、私の焼いたパンに、黒糖クリームを塗って差し出しました。

そうしたら、やっと黙って食べ出したマサルさん。ぼそっと…
…これ食べてたら、戦争とか起るんかな?…

あははは。なんだそりゃ。
そんなに美味しい?平和のパン?

決闘してても、あ、このパン食べとかんと…てなるんちゃう?
…と、パンを食べながらの小芝居はしばらく続きました。

二人で大笑いしながら、ほんとは私、ちょっと泣きそうに嬉しかった。
久しぶりに思い出した。
みんなでpeace parkという反戦イベントをした時の、私のメッセージ。

My bread is a piece of peace

2008.10.10

マサル兄妹。

今日は、東京からマサルさんの妹さんのじゅん子さんがお見舞いに来てくれました。

じゅん子さんには私も、月の庭に勤めている頃から、とても良くしてもらっています。
いつも二人を見て思うのは、ほんとに仲良しの兄妹だなぁ。と言う事。

マサルさんもじゅん子さんが大好き。じゅん子さんもマサルさんが大好きなのが、どちらかがそこにいなくても、すごーくよく解ります。

兄妹の数は多くても(6人兄妹です、私…笑)、ほとんど交流の無い私には羨ましい限りです(^^)

夜は、子供の頃のマサルさんの話をたっぷり聞かせてもらって、楽しい時間をすごしました。やっぱ大王は子供の頃から大王でした(笑…いや、王子か?)

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初公開?マサル&じゅん子兄妹です。
今夜はじゅん子さんが病室にお泊まりしてくれるということで、久しぶりの兄妹水入らずです(^^)

2008.10.09

血液検査の結果→なんとカラオケ?!

…と、ちょっと気になるタイトルをつけておきながら、そうそう、皆さんにご報告があるのでした。

昨日出たマサルさんの血液検査の結果、なんと入院以来の好成績だそうです(^^)v
ここ数日は体調も比較的安定してきていたし、食欲も出て来ていたので、そのお陰もあるのでしょう。トイレに行く時の足取りもしっかりして来たし。
体重も一キロ増えたし、うれしいなぁ。
本人曰く、まだ普通の人以下なんやから、普通の人以上にならんとあかん!!とか言ってるけど、私としてはこうやって、ゆっくりで良いから体力気力ともに少しずつ回復していくといいなぁ。と思っています。

こんな感じで最近体調の良いマサルさん。
あんまりじっとしてばかりだと、どうも気持ちが沈み気味です。今日はゆみちゃんもお見舞いに来てくれていたので、気分転換に前から約束していたカラオケに行って来ました!
よくぞここまで回復してくれました!また一緒にカラオケ行けるなんて、めっちゃうれしい!!!

一時間で。と言いたい所を、そりゃ二時間はいるやろ。という大王の一言で、びっちり二時間楽しみました(^^)
マサルさんも大ハッスル(古い?)で、ソウルフラワーやHEATWAVEはもちろん、定番の郷ひろみ花とミツバチに井上順まで。
のりのりで立って歌ったりするもんだから、こっちは少々ヒヤヒヤしましたが(笑)あんなに楽しそうにしてるのは久しぶりだったので良しとしましょう(^^)
さすがに夜はぐったりしていましたが、楽しい一日になりました。
また一緒にカラオケ行こうね。まさるさん。

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ノリノリで歌う氏。首にはゆみちゃんからのプレゼント。手編みのマフラー heart

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昼間の処置後の写真。チェックのプリント柄に見えるのは…実はめくり上げられたふんどしです(笑…寝てるとこ盗み撮り)

生きています。

毎日毎日マサルさんと一緒にいます。
皆日記を楽しみにしてくれているみたいで、私も嬉しい。
でもね、ほんとは、一番伝えたいのはね、上手く言葉にできない事だったりする。
命。とか、生きる。とか、死ぬ。とか、そういうこと。

ずっと一人で沈んでいたときは、生きているのか、無くても同じなのか、
この手がどこに繋がっているのか。
なんにも解らなくなって、感じる事も出来なくなって、ただただ時間が流れて、悲しくて、寂しくて、このまま消えてしまいそうで、恐かった。

マサルさんは、今、生き生きと生きています。
痛みに悶える時も、悲しみに沈む時も、歓喜に満ちる時も、静かに穏やかに過ごす時も、マサルさんはほとんどの時間をベッドの中で過ごしているけど、こんなに生き生きと生きている人は、そうはいないと思う。

消えてしまいそうだった私だったのに、病室にいることで、言葉ではなく、マサルさんの存在そのままの、生きる力を感じた、というより、気付いたら生きる力の中に居た。

私は、オーバーヒートした頭と、バネの切れた身体をただ横たえて、マサルさんの呼吸に、自分の呼吸を合わせる。
今はそれだけで、生きている事を感じられる。
心だけは壊れずにいられたことに感謝する。
それだけでいいか。ここで、こうやって、呼吸を重ねられるだけで、充分過ぎるくらいの生きる力と穏やかな気持ちが身体に充満して行く。

こうやって、休んでいよう。
もう少し。休んでいたい。

バリバリ働く事、なんでも自分で決めること、責任を持つ事。
それ以外のずっと後回しにして来た事。
それが、今の自分に一番大事な事だったんだな。

後回しにして来たから、つけが溜まってか、なかなか上手にならないけど、上手じゃなくてもいいか。

今日、マサルさんが言ってくれました。
「俺の周りにおる人間は、みんな生きとるんや!」って。
ありがとう。うれしいよ、そん中に私もいるよ。
マサルさん、それはマサルさんが一番「生きてる」からやよ。

マサルさん、死ぬのは恐く無いんだって。
でも、まだまだ生きていたいんだって言った。

死を怖がること=生きたいではないんだね。そっか。
ただ、「生きたい」んだ。それは、私もおんなじだ。

2008.10.08

コーヒー牛乳抗争勃発!

今日は(も)山口洋さんがお見舞いに。
どうやらツアーの日程に「マサル病室」が組み込まれているようです。(ライブはしてくんないけど…ちぇっ)あ、私にまでお土産(お見舞い?)いただいちゃいました〜(^^)わーい。


以前も書きましたが、マサルさんはカフェオレ大好き。
一番好きなのが高千穂で、二番目が大内山。
今日は昨日私が買って来ておいた大内山コーヒー牛乳を、お見舞いにきてくれていたマサシにあげちゃったところから、コーヒー牛乳紛争が勃発!

一時は治まったかに見えたマサルさんのコーヒー牛乳への想い、しかし夕ご飯も終えて、みんなでのんびりしていたら突然、またコーヒー牛乳をねだり始めました。
あーーーーー。もーーーーーーー。
得意のだだを捏ねるマサル少年をしばらく放置していたら、自分で車いすで行く!とか、また人を試す様な事を……
はーーーーーん、行ってみたらいいやーーーーーん!!と、強気に振る舞ったりしてましたが、ほんとは優しいふじっこちゃん。

はいはい、買いに行きますよ。はいはい、夜食のパンもね。はいよー、解ってますから。
大内山コーヒーをまた牛乳で割るのがお気に入りのマサルさん。
病院前のスーパーのパン屋さんでは一番好きなミルクフランス二本と、コーヒー&牛乳を購入。

これで病室に帰れば、マサルさんの嬉しい顔が見れる事でしょう。
早速ミルクフランスにかじりつき、私が作った大内山コーヒー牛乳&牛乳(笑)を手ににこにこ♪…と思いきや、なんだか腑に落ちない様子…

私)なーにーー、なんか言いたい事あるんやろーー?
少年)…いや、もう言ってもしゃあないことやし……

聞き出すと、コーヒー牛乳と牛乳の割合に納得いかないそうで。
あーーそーーーー。ふぅーーーーん。と、また放置していたら…

少年)あーーーめっちゃ気分そこねたわー…(マジ顔)
私) annoyannoyannoyannoyannoyannoyannoy

私)…そんなん言われたえら私もめっちゃ気分そこねたわーーーー!!!
ええわ。うまいコーヒー飲ましたる!!!!!! annoy
少年)そんなんできんのか?!(疑いの目)
私)もう一本コーヒー買ってありますからー(もう一本渡す潔い私)
少年)やるなー!やっぱりふじっこは〜〜〜♪(もうご機嫌)

はぁーーーーー…かくしてコーヒー牛乳抗争は終わりを遂げました。
いいや、私が負けた訳ではございませんよ。
負けるが勝ちと言うではございませんか。

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納得いくコーヒー牛乳とパンを手に、抗争を演出する氏。
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洋&マサル&マサシ(さみしんぼうブラザーズ)

2008.10.07

…一体ここは…

今日はついにかほりさんが炊飯器用の棚を持ち込みました(笑)
病室内で組み立て、もう完全に一人暮らしの様相ですね。
病院側からいつストップがかかるのか…ヒヤヒヤです(笑)

最近調子は良いものの微熱の下がらなかったマサルさん。でも今日は熱も下がって安定していました。
平日はお見舞いの方も少なく、比較的ゆっくりしているので、今日はかほりさんによるスチームサウナ…ではなく、生姜温熱湿布をしました。
マサルさんはじんわり汗をかき、芯から暖まったようで、その後蒸しタオルで全身を拭いてあげると、気持ち良さそうに熟睡です(^^)愛の力はすごいの〜。
href="http://kabuki-masazo.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/10/08/p1010832.jpg" class="mb">P1010832
ワンルームマンション206号室
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生姜湿布中です。なんだかちょっとだけSFちっくなのはなんででしょう…ゴミ袋なのに…

2008.10.06

炊飯器がやって来た!

昨日の人当たりで今日の私も重役出勤…(汗)

今日のマサルさんは、日中かほりさんと二人で、穏やかに過ごしていたそうです(^^)
私が行った頃には続いていた微熱も一旦下がり(夜はまたちょっと上がったけど)、ゆっくり過ごしました。
楽しく過ごす日も大切だけど、こんな日もとっても大事だもんね。

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昨日足湯して、しっかり角質を落としてあげた足の裏。ふじっこ愛用のアロエクリームをタップリ刷り込んだら、今日はこんなにぴかぴかの足になりました〜!これで足裏マッサージの効果も倍増だ!!!


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やってきた炊飯器。(というか、頼まれて私が買って来た…)昨日のトースターに続き、炊飯器のある病室……(笑)これを持ってナースステーションの前を通るときの恥ずかしさよ…

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今日の夕焼け。病室からの夕焼け風景は毎日とても素晴らしいんです。今日はドラマティックな夕空!



冷えピタ大王から、今日のメッセージ。

9月25日、奇跡の夜。

まずは2008年9月25日、この日の夜は私にとって、もちろんマサルさん本人にとっても、そして多くの仲間たちにとって、特別な、奇跡の夜となりましたことに感謝いたします。

奇跡の夜のその瞬間を語る前に、その前日のお話をしなくてはいけません。

マサルさんのベッドのすぐ隣のソファでいつも身体と心を休めている私には、どこまでがマサルさんの意思なのかは解らないまでも、マサルさんの表情、声、皮膚感、そして病室の空気を通してリアルに伝わって来ます。

ライブの数日前、指おるほどに迫ったクアトロでのソウルフラワーユニオンとの共演も、やりたいという強い想いと同時に、強い痛みと、朦朧とする意識、思う様に動かない身体の中に閉じ込められたマサルさんにとっては、はるか遠いものに感じた時間も多々あったのだと思います。実はマサルさんの体調、心の状態は、日々といわず日中通して、この頃常に不安定な状態でした。

ライブの前日、いつも通りに昼前に病室に入ると、今までの一ヶ月間で感じた事の無い様な空気が充満していました。
いつもは不安定な時もありながら、基本穏やかに緩やかに流れている空気が、冷たく沈み、まるで時間が停止した様。まるでドライアイスのスモークが、地面近くにとどまる様に。

マサルさんの気の流れに自然にとけ込む事は出来ても、痛みと闇とで沈んでいしまったマサルさん自身の流れを、大きく上向きにするなんてことは、今の私にはとうてい無理なことです。
入院後初めて、泣きそうになる自分がいました。
でもそれには気付かないふりをして、いつものように身体に触れ、身の回りの事をするだけでした。

そんな風に始まった24日、でももう奇跡は始まっていました。
いいえ、奇跡はずっと前から始まっていて、今も、これからも続くんです。

いつものように、次々と訪れてくれる友人たち。
目を開ける時間が増え、中日新聞の取材を受けるうち、マサルさんはなんとか前向きになってきていました。
でもまだどこか、恐怖に怯えている様な、そんな風にも感じました。

場の空気がパンとはじけたのは、昼過ぎに訪れた、多分高木病院の歴史に残るであろういでたちの大群が部屋に入った瞬間でした。
それは、マサルさんが舞踏を始めてから何度となく共演を重ねてきた舞踏仲間たちの行列です。
舞台の衣装そのままに、異様に派手に着飾った数人の舞踏家と生ギターと歌声。病室は一瞬のうちにステージと化しました。
観客は私とかおりさんだけ。マサルさんはもちろん共演者です。
管だらけで、立ち上がる事すら辛そうだった身体で、ベッドの上で立ち上がり、そして舞いました。

パーーッとマサルさんの発する気が部屋中に広がり、病院の壁を突き抜けて、天へと繋がるのが解りました。
その後は、そんな最高の流れの中、サプライズバースデイイブを用意して現れた友人たちと共に、楽しい夜が過ぎて行きました。
明日をこのまま迎えられれば大丈夫。
朝感じたそこはかと無い不安は、ピカピカの希望と可能性に変わっていました。
後は、周りがどれだけ身体のフォローを出来るかです。

舞踏、私にとってはよく理解できない世界で、特に興味がある訳でも無いんですが、この時ほどマサルさんにとって無くてはならないものだという事が解る時はありませんでした。

そしてライブ当日の朝。

私の朝は、ずっと恐くて出来なかったパン作りから始まっていました。
マサルさんへの誕生日プレゼントという名目でなら。と昨日から生地を仕込んで。
でも一ヶ月ぶりのパンは思う様に焼けず、自分的には30点の焼きたてパンを持ってちょっとしょげながら病室へ。

病室には、昨夜も来てくれていたマサルさんの敬愛する内田ボブさんご一行が。朝の誰もいない時間を寂しがるマサルさんにとって、どんなに心強かったことでしょうか。それもこんな大切な日に。

そして30点のパンをマサルさんに差し出すと、マサルさんは何故か号泣しています。何故?突然?あ、そうか。さっきボブさんになにか言ってもらったんだ!と、その時はそう解釈していましたが、後になって知りました。
あんなに嫌がっていた私が、久しぶりにパンを焼けた事、その後押しを自分が出来た事が嬉しくて、私の為に流してくれていた涙だったということを。

食欲の無かったマサルさんが、昼ご飯もほとんど残した後に、私のパンを一個半、噛み締めながら食べてくれました。そう、がんばって食べて、パワーにしてね。今日は凄い日になるんだから。

出発の予定は夕方です。
それまではかおりさんと息子のミッキーと皆で助け合いながら、ゆっくり、頭を剃り、着替えをし、医療的な処置もしてもらいます。

準備だけでかなりの体力を消耗しつつも、気丈なマサルさん。予定よりも半時間程早く、名古屋パルコへ到着しました。
会場に着くまでに、おしゃれ心をくすぐられた(?)マサルさんが今日の衣装に合う帽子を欲しいと言い出しました。
オリジナリティ溢れすぎな衣装に合う帽子など、パルコにあるはずも無く、結局黒いストールを購入。買い物大好きなマサルさん。ウインドショッピングも久しぶりだもんね。
さぁ、やっと会場入りです。

いつの間にか集まった、先入りしていた仲間たち合計10数名! ちょっとした大名行列。
そしてマサルさんの到着を待ちわびていたスタッフの温かい歓迎に、マサルさんは既に涙目です。
クラブクアトロの入り口には、ちゃんとスロープも用意されていて、ほんとにありがたい。

……………

ライブはもう始まっています。
私たちは大音量の会場の横をすり抜け、楽屋に向かいます。
その途中、それまでずっと車いすだったマサルさんは、何ごとも無い様にすっと立ち上がり、買ったばかりの黒いストールを頭に巻いて、会場の端からステージ上を、まるで神聖なものを見る様に、真っ直ぐ見つめます。
それともステージ上で歌う中川さんに、自分は今ここにいる。と、すぐにでも伝えたかったのでしょうか。
そしてそのままマサルさんは自分の足で、一歩ずつ楽屋に向かい、ゆっくり階段を上ります。
私は心配でしょうがなくて、横で支えようとするも、ほんとに手を添える程度。

もうその姿はさっきまでの泣き虫マサルさんとは違う、歌舞伎昌三になっていたんでしょう。
横にいた私には、その表情は解らなかったけれど。
その背筋は以前の様に真っ直ぐ伸びて、迷いの無い後ろ姿。

……………

楽屋に着くと早速鏡に向かったマサルさん。
私はこの時、会場に入って初めて、マサルさんの顔を見ました。
鏡に映った自分の目を、静かに、強く見つめるマサルさん。
…命がけなんだ。と、今更ながらに私の身体にも緊張が走ります。

着替え以外のほとんどの身支度を自身で整え、塗り残した後頭部のおしろいを私が塗り始めた頃には、ステージから中川さんがMCで昌三の話をしているのが聴こえて来る。そしてそのまま、歌舞伎昌三の舞踏をイメージして作ったという曲「愛の総動員」が爆音で会場を染めていく…。

まさかこんなに早くこの曲が始まるなんて!
マサルさんは楽屋で少しずつ身体を上下に揺らし始め、用意してあった白足袋も履かず、ステージ横に急ぎ、 一息、祈る様に会場を見つめた後、片手に杖を持ち、すぅーっとステージに流れこむ。

私は堪えきれず、その瞬間ミッキーの手を引いて会場へ。
会場の盛り上がりもひときわ大きく高くなったように感じた。
私はここ数日の大きな波と、今この瞬間、ステージにいるマサルさんと、もう何がなんだか解らなくなって、気付いたらくちゃくちゃに泣いていた。
正直この時はまだ、感動。というよりは、達成感。に近かったのかもしれない。
ただただ涙が流れて、足ががくがく震えた。

その後は、楽屋とステージを行き来し、ナツコとマサルさんの足を揉み、かおりさんと衣装替えの手伝いをした。
慌ただしく過ぎて行くライブ。でも私にとっても、本当の意味でLiveだったように思う。
ライブ中のセットリストとか、マサルさんがどの曲で踊ったとか、そんなのはほとんど覚えていない。
ただ中盤、メンバーと会場全体からのハッピーバースディに、歌舞伎昌三から、ふと岡田昌の顔に戻ったのは覚えてる。

そんな慌ただしい中、最後のアンコールだけは観客でいようと、泣きそうに震えている友達の手を取って、会場の前方、ど真ん中まで移動した。
昌三が登場し、友人の手を握る自分の手に、ぎゅっと力が入るのを感じる。
斜め前には、少しだけ目を潤ませながら、真っ直ぐステージに目をやる、かおりさんとミッキーの姿があった。ミッキーの真っ直ぐな目は、間違いなくマサルさんと同じものだった。

泣きそうな友人を支えているつもりだった私は、アンコールも後半、マサルさんが大きく両手を上げて何か叫んでいるような表情を見せた時には、肩を揺らす程に泣いていた。
大音量で聴こえるはずは無いけど、多分声を上げていたと思う。

この時私が感じていたのは、大きなうねりの様なものだった。
音も、空間も、人も、ものも、なにもかもが繋がっていると感じた。そしてそれは、間違いなく私にも届いていて、高く大きな場所に繋がり、巡っていると感じた。
身体の芯から震えて、熱くて、訳が解らなかった。
奇跡は起るんだ。それも、こんなに身近で。

車いすに倒れ込む様に楽屋に戻ったマサルさんに、私は駆け寄った。
ぐしゃぐしゃに泣いている私を見て、マサルさんは笑った。
そして、今までで一番強く、ぎゅーっとハグしてくれた。
ありがとう。マサルさん。
私は毎日マサルさんのそばにいられて幸せだ。
こんな奇跡を教えてくれる人が、こんなにそばにいて、私を守ってくれている。

……………

病院に着いたのは深夜1時、マサルさんは私に身体を拭かれながら、そっと教えてくれた。
私が泣いていた時、本当は、自分の心とリンクしていたんだって。

自己紹介

ふじっこです。
マサルさんとの出会いは約11年前。月の庭の客として。
その後
月の庭のボランティアスタッフ1年。
週末三日の正規スタッフ三年。と、同時に月の庭へのパンの卸を週二日。
後に独立し、ふじっこぱんを開店。
丸六年営業した今年の夏、マサルさんの体調不良と時を同じくして体調を崩し休業。
入院中のマサルさんの部屋に入り浸り(自主入院?)日々療養中の身です。
近頃徐々に体調を回復しつつあり、リハビリも兼ねてこのブログを開設。
マサルさんの日々の様子をお伝えします。

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